以前のライド中にパンクしたチューブの修理を修理キットを用いてパンク修理を行いました。
ロードバイクでの長距離ライド中はパンク等のアクシデントはつきものです。
アクシデントに対応するため、今回はチューブの補修を練習がてら行う事にしました。
1.必要な材料や準備物について
パンク修理に必要な物を記載します。
①雑巾
②パンクしたチューブ
③パンク修理セット
④マジック(黒色以外)
⑤金づち
⑥空気入れ
⑦水の入ったバケツ
2.パンクしたチューブに空気を注入
まず、パンクしたチューブに空気を注入します。
注入後は水の入ったバケツにチューブを沈めてパンク箇所を特定します。
(パンク箇所から空気が漏れ、水中に気泡が発生するのでパンク箇所を特定できます)
3.チューブのパンク箇所を特定し、目印を付けます。
パンク箇所を特定し、濡れたチューブを雑巾でキレイに水滴を拭き取ります。
次にパンク箇所を見失わない様にマジックで印を付けます。
4.パンク箇所を紙やすりで荒削りします
目印を付けた箇所を紙やすりで粗削りします。
紙やすりでバリを削り落とします。
補則:
紙やすりはパンク修理セットに含まれていました。
紙やすりが無い場合はホームセンターで安く購入する事が出来るので購入しましょう。
5.パンク箇所にゴムのりを塗り、十分に乾かします。
次にパンク箇所にゴムのりを塗ります。
コツとして、ベタベタにゴムのりを塗りすぎず、ゴムのりを塗り終えたら十分に乾かす。
(5分~10分)
ゴムのりが完全に乾いていない状況だと補修パッチとチューブがくっつかないので注意が必要です。
6.パンク修理パッチをパンク箇所に貼り付けます。
ゴムのりが十分に乾いた事を確認したら、修理パッチをパンク箇所に貼り付けます。
補修パッチの裏側の銀紙をはがし、パンク箇所に付着します。
パッチの銀紙をはがす際に、付着面を指で触らない様に注意が必要です。
7.補修パッチ付着後は金づちで叩いて圧着します。
補修パッチをチューブに付着後、付着箇所を金づちでまんべんなく軽く叩いて圧着します。
叩く力は軽めOKです。
圧着後は補修パッチの透明なビニールを剥がして完成です。
8.補修箇所から空気漏れがないか確認を行う。
パンク修理終了後は補修箇所から空気漏れがないか最終確認を行いましょう。
最後に
今回は自転車チューブの補修を行いました。
物価の高騰のあおりで自転車チューブも値上がりしている商品がネット上で見受けられます。
自分で補修する事でチューブ代の節約や、自転車屋さんが無い山奥や長距離ライドでのパンクトラブルに対応できるスキルが身に付きます。
パンク時のチューブ交換やパンク修理のスキルは身に着けておいて損はありません。
パンクしたタイミングを利用してチューブ交換やパンク修理スキルを磨いてみるのはいかがでしょうか。