以前に車を運転して擦過痕を入れてしまった箇所がサビてしまい、ほっておくとサビが徐々に広がるとの指摘を知人から受け、比較的小さな擦過痕のため、自分で簡易補修を行う事にしました。

プリウス車体についた擦過痕。月日が経過し、サビがでています。

1.補修用の材料を用意します。

まず補修用の材料を用意します
今回は補修箇所が小さい事もあり、金属パテなどは利用せず比較的簡易で手軽な補修方法を採用し、補修を行います。

①紙やすり(サンドペーパー)
②コンパウンド(600円~1000円ほど)
③洗剤とスポンジ
④塗装用タッチペン(ホームセンターで800円ほど)

補修材料一式

2.紙やすりで擦過痕のサビを落としていきます。

最初に補修箇所を軽く洗浄し、汚れを落とします。

洗浄後は紙やすりを適度な大きさにハサミでカットし、紙やすりでサビている箇所のサビ取りを行います。紙やすりはホームセンターで60円ほどで購入しました。

必要な大きさに紙やすりをカットします
紙やすりでの補修前
紙やすりでのサビ落とし後

紙やすりでサビを落としました。
今回の補修では短縮しましたが、よりキレイにサビを落とす場合は荒い目の紙やすりでサビ落としを行い、
さらに細かい目の紙やすりでより細かなサビ落としを行います。

3.コンパウンドでさらに擦過痕をキレイに補修します。

紙やすりでの補修終了後、さらにコンパウンドで擦過痕を補修します。

コンパウンドでキレイに仕上げます。
コンパウンド補修後、洗剤でコンパウンド液を洗い流します

4.タッチペンで擦過痕を補修します。

次に仕上げをタッチペンで行います。
タッチペンの購入時に車の塗装と合わせる必要がありますが、タッチペン購入前に車の塗料について調べます。

私の車の場合は助手席のドアに情報が記載されていました。

カラーナンバーを確認しメーカー及び、適合するカラーのタッチペンを購入します。
ホームセンターで購入したタッチペン。適合したカラーを調べて購入しました。

タッチペンの購入はホームセンターや車屋さん、トヨタなどメーカーの販売店で取り扱っています。

早速、タッチペンを用意し塗料を塗っていきます。

タッチペンの筆先がついているので筆等の別途購入は必要なし

5.塗料が乾けば完成です。

タッチペンで擦過痕を補修していきます。
塗装ムラが出ない様に注意して塗料を塗っていきます。
尚、塗料が他の箇所に付着する事が気になる方は養生テープなどで養生を行い塗装を行いましょう。
塗装して20分~30分ほど放置すると塗料が乾いて補修完成です。

タッチペン補修後
タッチペン補修後

6.補修後の感想

今回は塗装の簡易補修を行ってみました。
自分での補修のメリットとして、

メリット:
①費用が大幅に抑えられる。
②自分でやる事により簡易補修のスキルが身につく。
③補修時間が短くて済む。

デメリット:
①プロの補修屋さんに比べると補修後の仕上がりが見劣りする。
②自分で補修する手間がかかる。

プロの補修屋さんにお願いすると費用が大幅にアップしますが、自分で補修する事により費用も大幅に抑えられ、補修技術も身に付きます。
今回は金属パテ等も使用せずに補修を行ったので補修時間を短縮する事ができました。
(今回の補修で所要時間は1時間半ぐらい)

補修の費用を抑えたい、補修スキルを身につけたい方は機会があればチャレンジしてみて下さい。